地と空の家 - Com Associates Co.,Ltd. Architect & Design office

横浜市／ 2012

敷地の大きさ、周辺の状況を確認します。
続けて、隣地の建物の窓の位置、日照の変化、風の向き等、1日を通して詳細な敷地の特性をつかんでいきます。
敷地のもつ力を最大限に生かす為、感覚を研ぎすまします。

打合せを重ねながらイメージを作っていきます。
模型やCG（コンピューターグラフィック）により具体化していきます。

地盤調査のデータを照合し、最適な基礎を選定していきます。今回は、不同沈下を防止するため杭工事をいたしました。
杭はレベルの管理が大事ですので一本一本確認しながら進めます。

基礎の地盤面を作っていきます。砕石は転圧を入念に行います。

捨てコンクリートを打設して、基礎の墨出しの準備をします。

基礎の配筋の間隔、設置状況を検査します。検査合格後、コンクリートを打設します。コンクリートの品質は厳正に管理していきます。

基礎が完成したらついに上棟です。お天気にめぐまれて一安心です！

屋根の合板、防水シートを施工していきます。防水シートは入念に重ねていきます。
屋根はガルバリウム鋼板を使用しています。非常に軽量なため屋根荷重の軽減に有効です。

断熱材が隙間無く施工されているか入念に確認します。壁が出来て来てようやく建物らしくなってきました！

ガルバリウムの金属サイディングを貼っていきます。非常に軽量で断熱性能も高く、優秀な外壁材です。

照明器具をショールームで選びます。実際の照度やデザインを確認します。
今回は全てLEDとしました。LEDはコスト面、照度についても使い易くなっています。

内部の壁を作っていきます。プラスターボードを張り、パテでジョイント部分を丁寧に埋めていきます。
今回はペットがいるので、汚れが付きにくく、掃除が容易なスーパー耐久性のビニルクロスを選びました。
質感が高く、塗装に見間違えるようなクロスです。

最後に土留め、植栽の工事を進めます。外構は建物と一体で考える必要があります。
建物の造形を生かした計画とします。

晴れて完成いたしました。建物との楽しい生活のスタートです！